【開催報告】

2002/12/18


 平成14年12月15日(日)に、23階宇宙劇場にて「宇宙劇場星空コンサート」を開催いたしました。今回は、南米の民族楽器「アルパ(別名インディアンハープ)」奏者として、全国的に活躍されている志賀 昭裕さんをお迎えしました。志賀さんは福島県相馬市出身で、約20年前のパラグアイ留学中に、アルパに魅せられました。現地で修行を積んだ、日本で数少ないアルパの若手奏者です。


開演前の宇宙劇場の様子


アルパ奏者 志賀 昭裕さんの登場です

 今回の星空コンサートは、第1回目16時30分〜17時30分、第2回目17時30分〜18時30分の2回行いましたが、多くのみなさまにご来場いただきました。志賀さんによる37本の弦を使ったアルパの巧みな演奏に、みなさん魅了されていました。


夕暮れの中での演奏

 今回の星空コンサートは、志賀さんの演奏に併せて宇宙劇場の星空や映像による演出を行いました。

 南米を代表する「コンドルは飛んでいく」では、南米の遺跡”マチュピチュ”の風景と南十字星の見える星空、「滝」という曲の時にはイグアスの滝の映像、志賀さんオリジナル曲の「熱帯雨林」では熱帯雨林の風景をバックに演奏していただき、志賀さんの素晴らしい演奏とともに、こうした南米の星空や風景なども楽しんでいただきました。

 また、トークの中では志賀さんの南米でのエピソードも紹介され、遠い地球の裏側が身近に感じられました。


滝の画像をバックに「滝」の演奏


解説員との南米にまつわるトーク

 アンコール曲は「大きな古時計」で、最後は観客のみなさんが歌う場面もありました。

 次回の星空コンサートは12月22日(日)、「クリスマスの星空とフルートの夕べ」をお送りいたします。お楽しみに!