今年の七夕は、「2007年7月7日」と7が3つも並ぶ、非常におめでたい?日となりました。しかも土曜日!ということで、宇宙劇場で七夕コンサートを開催いたしました。
今回の演奏は、日本人の二胡奏者としては初のメジャーデビューを果たした、野沢香苗さんをお迎えしました。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、野沢さんは平成15年に開催した、当館初の七夕コンサートでも演奏していた だき、2回目の出演となります。七夕の牽牛と織女ではありませんが、4年ぶりの再会を果たすことができたのです。
外はあいにくの曇り空でしたが、宇宙劇場の中は野沢さんの二胡の音色のもとで七夕の夜の星空となりました。
どんよりとした梅雨の雰囲気を少しでも爽やかに、ということで、まず宇宙劇場の景色は“風の高原”、郡山市布引高原にできた風力発電所で日の入りを迎えました。
そして、織姫星と彦星の輝く様子、天の川にかかる“かささぎの橋”などの星景色をご覧いただきました。野沢さんの演奏の合間には、七夕にまつわる星の話などを交えました。そのほか、野沢さんから、二胡に関するお話や、七夕の短冊にこめた願い事などを伺いました。
そして、アンコール曲は「情熱」。それまでのしっとりとした雰囲気とは対照的に、情熱的な演奏をしていただきました。
観覧された皆さま、野沢さん、ありがとうございました!なお、野沢さんの活躍の様子は、オフィシャルホームページ(http://www.nozawakanae.com/)で紹介されています。
次回は、12月にクリスマスコンサートを開催する予定です。
また、旧暦七夕にあわせ、8月18日(土)・19日(日)には七夕の話題をじっくり紹介するイブニングアワー「七夕の星物語 -ほんとうの七夕の夜-」を投映いたします。
どうぞお楽しみに!