スペースパークでは「世界天文年2009」に併せ、より多くのみなさまに宇宙への興味関心を深めていただけるよう、さまざまな企画を実施しております。
平成21年3月22日(日)には、世界天文年にちなんでの特別企画として「プラネタリウム演劇フェスティバル」を開催いたしました。2つの劇団による、すばらしい演劇の競演がスペースパークの宇宙劇場で繰り広げられました。
はじめは、地元の郡山演劇研究会「ほのお」による公演「広くてすてきな宇宙じゃないか」です。
この日のために、先月から何度も宇宙劇場で練習を行ってきたかいもあり、演出を担当したスタッフとの息もピッタリ! 宇宙劇場の映像などを交え、テンポよくお話が進んでいきました。
そして、最後のラストシーンでは会場内で思わずすすり泣く声が聞こえるなど、感動的なラストとなり、出演者と観覧者全員でプラネタリウムの星空を見上げました。
続いては、2年前にも登場していただきました「雑貨団」による公演「ガリガリー」です。
プラネタリウムの星に、演劇、映像、音楽がミックスされたオリジナルパフォーマンスに、観覧者のみなさんもあっという間にお話しに引き込まれていきました。
コミカルな演技とあちこちに仕掛けられた小ネタに終始笑いが起きる楽しい雰囲気の中、ガリレオの話題を含めたオリジナルストーリーが展開されました。
「ほのお」のみなさんとスペースパークのコラボレーションにより、プラネタリウムを組み合わせた舞台を地元ならではの作品として製作し、またプラネタリウムでの公演で全国で活躍する「雑貨団」のみなさんによる緻密な演出による構成が光るオリジナル作品の公演と、まさにフェスティバルにふさわしい内容となりました。
「ほのお」の皆さん、そして雑貨団の皆さん、今回は本当にありがとうございました!
今後も宇宙劇場で宇宙を実感し、興味が広がるようなさまざまな試みを行ってまいりますので、お楽しみに!