【開催報告】

2003/12/17


 郡山市ふれあい科学館では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本宇宙少年団(YAC)が主催の「コズミックカレッジ」を、平成15年12月13日(土)・14日(日)に開催しました。

 13日(土)は、青少年の指導者を対象とした「エデュケータコース」、14日(日)には小学1年生から4年生までの子どもとその保護者を対象とした「キッズコース」をそれぞれ開催し、エデュケータコースには39名、キッズコースには40組81名の皆さんにご参加をいただくことができました。

<エデュケータコース> 平成15年12月13日(土) 10:00〜16:00

 始めに、コズミックカレッジの宮ア 總一副学長より、コズミックカレッジと宇宙教育についての講話をいただきました。

 このコズミックカレッジを継続して開催し、多くの方々に宇宙に親しんでいただきたいとのお話をいただきました。

 

 真空の実験です。容器の中を真空にすると、プロペラが回っても飛行機は動きませんが、空気を少しずつ入れていくと、飛行機は動き出します。

 宇宙には空気が無いので、ガスを噴出して推進力を得るそうです。

 

 アルコールロケットの実験です。ペットボトルで作ったロケットの内側にアルコールを塗り、火を近づけると勢いよくロケットが発射しました。

 

 「宇宙の歴史と銀河の進化についてどこまでわかったか?」というテーマで、講演をいただきました。

 この講演では、最先端の地上望遠鏡や宇宙望遠鏡(天文衛星)によって明らかになってきた、宇宙の歴史と銀河の進化について、お話いただきました。

<キッズコース> 平成15年12月14日(日) 11:00〜15:00

 始めは、「いろんな星と星座」と題したお話しです。

 次に、参加者は星座絵作りを行い、楽しく「星と星座」について学んでいただきました。

 「ロケットを打ち上げよう!」というワークショップを行いました。

 フィルムケースなどの身近な材料を使って、本物のロケットと同じ原理で飛ぶミニロケット作りに挑戦です。親子で楽しく製作していました。

 作ったロケットを飛ばしてみました。

 自分の作ったロケットが本当に飛び上がった瞬間、子どもたちは大喜びです。

 親子のふれあいや小さな子ども達の夢づくりに役立ったのではないかと感じました。

 最後に、参加者の皆様から今回の感想を聞かせていただきました。

 「楽しかった!」「また参加したい!」という声を数多くいただきました。

 平成16年3月下旬に小学5年生から中学2年生を対象としたコズミックカレッジ「ファンダメンタルコース」を、当館で開催する予定です。