郡山市ふれあい科学館では平成24年11月11日(日)に、小学校1年生から4年生と保護者を対象に、コズミックカレッジ「キッズコース」を開催しました。
今年は、いろいろな天文現象があったので、その天体を調査する「宇宙たんさ」をテーマに、宇宙に関する実験や工作を行い、宇宙への夢を膨らませていただきました。
講師は、宇宙教育リーダーの佐野 亮二先生(郡山第三中学校)、園部 毅先生(福島大学附属中学校)と、当館の鈴木 典秋、水谷 有宏です。
今年話題となった天文現象の天体、「金星」や「太陽」へ行くには、ロケットなどの乗り物が必要です。ロケットの飛ぶ仕組みなどを実験しながら学びました。アルコールを燃焼させペットボトルロケットを飛ばしたり、ロケットの燃料に使われている水素や酸素の実験を体験しました。
プチボトル水ロケットを作りました。このロケットは、ペットボトル水ロケットのミニミニ版です。発射台も作り、水と空気を入れて飛ばしてみました。少量の水で飛ばすことができるので、屋内でも飛ばすことができます。みんなで楽しく打ち上げました。
金星はどんな天体なのか、クイズや実験をしながら学びました。金星の大気圧は地球の約90倍で、海底900mの水圧と同じ圧力になります。深海の圧力を作れる装置で、発泡スチロールのコップがどうなるかを実験しました。
発泡スチロールを使って、太陽、金星、地球の模型を作りました。日食や月食、金星食などの天文現象を模型で再現してみました。
太陽はどんな天体なのか、この時間もクイズや実験をして学びました。皆さん楽しかったようで、時間はあっという間に過ぎていきました。
太陽のエネルギーを集めるため、空き缶の底を磨いて凹面鏡を作りました。今回は太陽が出ていなかったので、電球を使って実験しました。天気の良い日に、お家の方と実験してください。
また来年も、コズミックカレッジを開催する予定です。お楽しみに!!