宇宙の日記念行事「宇宙教室」
宇宙開発の技術と近未来の私たちの生活
〜 今後50年くらいの宇宙開発計画とそれによって私たちの生活がどのように変わるか 〜

2004/09/16


 「宇宙教室」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と全国各地の科学館との共催により、宇宙航空研究開発機構職員が、全国の中学校や科学館等において宇宙に関する講演を行います。

 この事業は平成5年度より実施されており、今年で12周年を迎えます。郡山市では平成10年度から市内の中学校を会場にして宇宙教室が始まり、7年目の今年は、郡山市立郡山第七中学校を会場にして開催いたしました。また、講演の様子は郡山市立郡山第二中学校へもテレビ会議システムを用いて中継され、多くの生徒が参加しました。

 

 宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター 管理室調査役の吉田 和雄(よしだ かずお)先生をお招きし、「宇宙開発の技術と近未来の私たちの生活」をテーマに講演会を開催いたしました。

 会場内は全校生徒約770人が参加しました。講演が始まると宇宙開発とはどういったものなのか、専門に研究をしてこられた先生の珍しいお話に興味深く聞き入っていました。

 

 お話だけではなく、さまざまな小道具を使って分かりやすく説明をしてくれました。

 地球を50cmくらいの青いボールに例えて宇宙ステーションなどの飛んでいる高さを実感したり、ペットボトルを用いて簡単な無重力状態を作り出したり・・・!

 ペットボトルの実験は、後でぜひ自分でも試してみてください!

 

 いよいよ、質問タイム! 専門の先生が来てくれたという事で、みなさんはりきって質問していました。

 「ロケットを作るには何年くらいかかるのか?」といった宇宙開発に関するものから、「宇宙には果てはあるのか?」といった宇宙に関するもの、さらには「宇宙のどこでも時間の進み方は同じなのか?」などなど・・・。

 本当にたくさんの質問が出ました!

 

 テレビ会議で中継されていた郡山第二中学校からも、次々と質問が寄せられました。吉田先生は、どんな質問にもとても丁寧に答えてくれました。

 

 

 最後に生徒代表からお礼の言葉と花束が贈られました。

 吉田先生、本当にありがとうございました!