2003/03/21


 郡山市ふれあい科学館では、宇宙開発事業団及び日本宇宙少年団から、宇宙に関する貴重な展示物を貸与されることになりました。
 宇宙開発事業団からは、HU-Aロケット2号機試験機打ち上げの際に回収された「フェアリング(防護壁)」と「その他ロケットの部品」数点、また日本宇宙少年団からは、MMU(有人移動ユニット)が付いた「スペースシャトル用の宇宙服」になります。
 この展示物は、平成15年3月20日(木)より、科学館21階展示ゾーンに展示しており、直接手に触れることが出来ますので、ぜひご来館いただいて、新しい展示物に触ってみよう。

 

★宇宙開発事業団より借用する展示物
 HU-Aロケット試験機2号機 回収フェアリング 及び ロケット部品

(1) HU-Aロケット試験機2号機(2002年2月4日11時45分打ち上げ) 回収フェアリング

大気圏飛行時にロケットが受ける空気力(風圧)、空力加熱および音響振動から衛生を防護するもの。

(2) ロケットエンジン部品

液水ターボポンプ用軸系部品、液酸ターボポンプ用軸系部品

(3) その他ロケット部品

加速度計、積分ジャイロ

 

★日本宇宙少年団より借用する展示物
 MMU(有人移動ユニット)付スペースシャトル用宇宙服(レプリカ)

MMU(Manned Maneuvering Unit):
 初期のシャトル飛行段階に使用された有人飛行ユニット。全方位に24個の窒素ガス噴射ノズルを備え、1基あたり7.56ニュートンの推力がある。(約800gの物体を1m持ち上げるのに要する力)右の操縦旱で姿勢制御、左で移動の軌道修正・加減速を制御するようになっている。