平成23年7月27日(水)から31日(日)までの5日間、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルを特別展示いたしました。連日たくさんの方に、本物の帰還カプセルをご覧いただきました。
一般公開に先立ち、関係者やメディア、そして宇宙少年団こおりやま分団員の皆さんをご招待して、7月26日(火)に内覧会を開催いたしました。
多くの方が見守る中、盛大にテープカットが行われました。その後、解説員が展示物の紹介しました。
27日からの始まった一般公開では、本当にたくさんの方にお越しいただきました。
今回の特別展示では、はやぶさ帰還カプセル展示のほか、福島県内にてはやぶさプロジェクトに関わられた企業や学校を紹介をするコーナーも設けました。
はやぶさ探査機本体に搭載したリチウムイオンバッテリーや、通信用のハイブリッドIC、カプセルに搭載されたパラシュート、小惑星「イトカワ」の研究成果などがありました。県内の活躍ぶりに、皆さん驚かれた様子です。
約7年半、60億キロもの宇宙の旅から帰ってきた帰還カプセルですが、中身は新品同様にきれいな状態でした。
日本の技術がたくさんつまったカプセルを、皆さんは興味深そうにご覧になっていました。
5日間合計で7015人という、たくさんの方にお越しいただきました。
また、宇宙劇場で投映した一般番組「はやぶさの挑戦」には、会津大学の先生をはじめ、開発者の方にゲスト出演していただき、貴重なお話を披露していただきました。
展示に協力いただいた企業・学校をはじめ、ゲスト出演いただいた先生方、そして見学に来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました!