郡山市ふれあい科学館では2013年4月6日(土)・7日(日)に、福島県立清陵情報高等学校・福島県立郡山北工業高等学校との連携事業「ロボットで遊ボット!」の特別イベントとして、「発電の絆 ロボット競技大会」を開催しました。この競技大会では、郡山北工業高等学校の電気部の皆さんが製作したロボット「腕力発電式 戦術チーム対戦ゲーム 発電の絆」を使い競技を行いました。
6日は、小学生を対象に開催しました。3人でチームを組んでもらい、計8チームのトーナメント戦を行いました。はじめに抽選会を行い、チーム編成と対戦相手を決定しました。
進行は、郡山北工業高等学校の電気科の皆さんにサポートいただきました。
「発電の絆」は、左右のハンドルが発電機となっていて、回転させることで発電し、その電気でロボットが動きます。右ハンドルを回すと右タイヤ、左ハンドルを回すと左タイヤが動くので、ハンドルで上手にロボットを操作し、相手チームの基地や相手チームのロボットについている風船を割るゲームです。
各ロボットには針と風船がついていて、風船が割られてしまうと動かなくなってしまいます。上手く攻撃をよけながら、相手の風船を割らなければなりません。今回からは、高学年の参加者に「ダッシュスイッチ」が追加されました。これは、押すと一時的にスピードを速くできるもので、使い続けるとオーバーヒートしてしまいます。この使い方も勝負のカギとなります。低学年の参加者はハンデとして常にダッシュ状態としました。参加者たちは、3人でいろいろと作戦を考えながら、風船を割っていました。
見事に優勝したのは、小池 拓夢 さん、舩山 知也 さん、金澤 俊樹 さんのチームでした。
優勝の3人には、3つのタイプに変形し、リモコン操作で前後・回転・つかむ・上下に動く、どんな地形でも乗り越えて進む ロボットキット「トリプルレンジャー」を贈呈しました。お家でロボットを完成させて、ぜひ遊んでくださいね。
皆さん、おめでとうございます!
7日は、小学生以上の親子ペアを対象に、大会を開催しました。
昨日に引き続き、郡山北工業高等学校の電気科の皆さんに対戦のサポートをいただきました。
今回は親子ペア16組32名にエントリーしていただきました。まず抽選で、親子ペア2組で1チームをつくり、8チームを決めました。
はじめて操縦する保護者の方が多かったため、事前に保護者向けの練習時間を設けました。練習時間は、勝負ではないので保護者の方も童心に帰って楽しんでいました。
本番では、1チーム親子ペア2組(4名)での対戦なので、4対4の計8台のロボットがコート内を所狭しと動き回ります。
ロボットに電力を送るケーブルが8本あるため、ケーブルを絡ませない動きをすることが勝利のポイントのひとつになります。
この大会では、大人のみにダッシュスイッチがつけられ、子供は常にダッシュ状態で競技しました。お子さんのほうが上手な親子ペアが多く、子供たちが大活躍していました。
見事に優勝したのは、小椋 伊織くん・長明さんペアと舩山 知也くん・洋子さんペアのチームです。
優勝のチームの2組のペアには、前日と同じくロボットキット「トリプルレンジャー」を贈呈しました。3つのタイプに変形させて、遊んでくださいね。
皆さん、おめでとうございます!