郡山市ふれあい科学館では春休み特別企画として福島県立郡山北工業高等学校・福島県立清陵情報高等学校・福島県立白河実業高等学校との連携事業「ロボットで遊ボット!」を開催しています。さらに、特別イベントとして、「スペースパーク春場所 ロボット相撲大会」と「大会出場ロボットの実演」を開催しました。
29日は、清陵情報高校のメカトロ部で制作した相撲ロボットを使って、大会を開催しました。メカトロ部でロボット制作に取り組んでいる皆さんにも、行司や操作指導など、大会のお手伝いをいただきました。
清陵情報高校で製作された相撲ロボットは、テレビアニメで人気の未来からきたロボットをモチーフにしたものです。かわいらしい外見ながら、参加者たちの操縦で激しい相撲を繰り広げました。今回も1回60秒の取り組みを2回行い、2勝または、1勝1分で勝者となりました。引き分けの場合には3回目の取り組みを行い勝者を決めましたが、それでも勝負がつかなければ、最後にじゃんけんで勝敗を決定しました。相手をうまく押し出したり、突っ込んでくる相手をうまくかわしたりと、操縦する人の性格があらわれる場面も多かったです。
入賞者は、[優勝] 鈴木 海渡 さん [準優勝] 八旗 拓実 さん [第3位] 渡辺 隼多 さん、江川 かずきさんです。優勝の鈴木さんには、歩く!走る!泳ぐ!14タイプのメカ工作「ソーラーメカボット」、準優勝の八旗さんには、太陽エネルギーでパワーをためる、7タイプの変形ロボ「スペースロボ7(セブン)」、3位の渡辺さんと江川さんには、郡山市ふれあい科学館のペア招待券が贈呈されました。皆さん、おめでとうございます!
30日は、郡山北工業高校の機械部で制作した相撲ロボットを使って、大会を開催しました。機械部でロボット制作に取り組んでいる皆さんにも、行司や抽選など、大会のお手伝いをいただきました。
郡山北工業高校制作の相撲ロボットは、人気アニメに登場する、地球や宇宙で戦うロボットをモチーフにしたものです。アニメの名ゼリフを口にしながら操縦する参加者もいて、ロボットキットを目指して白熱した戦いが繰り広げられました。
入賞者は、[優勝] 橋 玄太 さん、[準優勝] 田中 大貴 さん、[3位] 渡邊 拓斗さん、齋藤 花梨さんです。 入賞した皆さんには、 前日と同様にロボットキットや科学館招待券が贈呈されました。
皆さん、おめでとうございます!
ロボット相撲大会の前には、郡山北工業高校機械部の皆さんと清陵情報高校メカトロ部の皆さんが、高校生のロボット相撲大会に出場したロボットを使って、デモンストレーションの勝負を行いました。来場者が操縦するロボットに比べて、パワーやスピードが高く、操縦も難しいのですが、高校生の皆さんの操作技術で機敏に土俵内を動き回り、激しい相撲を見せてくれました。観戦していた来場者たちも、そのすばやい動きに興味深く見入っていました。 両校の皆さん、名勝負をありがとうございました。