【開催報告】ロボットで遊ボット!〜ロボット工作ワークショップ〜

 郡山市ふれあい科学館では春休み特別企画として福島県立郡山北工業高等学校・福島県立清陵情報高等学校・福島県立白河実業高等学校との連携事業「ロボットで遊ボット!」を開催しています。さらに、特別イベントとして、「ロボット工作ワークショップ」を開催しました。

福島県立郡山北工業高等学校 ロボット工作「イライラ棒ミニ」 (4/5)

 
   
   

 4月5日は、郡山北工業高校の舩山 卓也先生を講師に、「イライラ棒ミニ」というロボット工作を行いました。郡山北工業高校の電気科の皆さんにもお手伝いいただきました。
 ”イライラ棒”とは、設定されたコース上を手でもった棒を通過させ、障害物などを避けて無事ゴールまでたどりつけるかという、以前テレビのバラエティ番組でも登場したことのあるゲームです。今回の工作ワークショップでは、この”イライラ棒”を手軽に楽しむことができる工作を行いました。
 今回の工作では、部品取り付けの際にプラス・マイナスの向きが決められている部品もあるため、最初は舩山先生から、電流の極性や流れる向きについての説明がありました。また、取り付ける抵抗器のカラーコードの説明も行われました。
 基盤に、抵抗器やトランジスタ、スピーカーや電池ボックスなどを取り付けていきます。その取り付けには、電子工作に欠かせないはんだ付けの作業が必要になるため、先生や高校生のサポートのもとで、参加者にはんだ付け作業を体験してもらいました。こちらも、先生からはんだ付けのコツの説明がありました。初めてはんだ付けを行う参加者も多く苦戦している様子でしたが、なんとか取り付け作業を行うことができました。
 作業終了後、動作しなかったものは、先生や高校生の調整で無事に動作するようになりました。作成した「イライラ棒ミニ」は、”コース”となる銅線を自由に曲げることができ、ゲームの難易度を自由に変えることができます。お家に持ち帰って、ぜひ遊んでみてください。
 郡山北工業高校の舩山先生と電気科の皆さん、本当にありがとうございました!