杉原教授は明治大学特任教授を務められていて、現在開催中の企画展「錯覚美術館」の展示にも先生の作品が多く展示されています。
今回の講義は、先生が考案された世界錯覚コンテスト優勝作品「なんでも吸引四方向滑り台」をつくるというもので、子どもから大人まで幅の広い年齢の方々が参加しました。
はじめに先生より、世界錯覚コンテストで優勝した際の審査方法や、表彰式の話があって、皆さん興味深く聞いていました。
工作を開始すると、先生が各机を廻り、それぞれ参加された方へのの指導を行っていました。柱の角度や滑り台の向きは重要なので、特に念入りに工作を行いました。
そして、完成した作品をビデオカメラの前に持っていき、ビデオカメラで撮った映像を大型モニタに映して、坂道をボールがのぼるという、ありえない光景を楽しみました。
工作の完成とともに、講義は終了の予定でしたが、先生の申し出で、予定になかった先生ご自身による企画展「錯覚美術館」の生解説も行われました。
予定外のことに、参加者の皆さんが大喜びでした。
杉原先生、楽しい講義を本当にありがとうございました。