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平成15年8月2日(土)〜3日(日)に、少年湖畔の村で「親子かんきょう教室」(主催:郡山市環境保全課、共催:郡山市ふれあい科学館)が行われました。猪苗代湖横沢浜の清掃や、舟津川での水生生物調査、樹木の働きなど、自然に親しみながら、親子で環境保全について知るための行事です。 この中で、初日の夜の「星空教室」を科学館が担当し、科学館スタッフ(天文係:木村・近藤、天文ボランティア:鈴木・瀧田)が星空や大気の環境についてのお話しと観察会を開催いたしました。 |
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まずは星の話から |
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長い長い梅雨もようやく終わって、昼間から晴れ間もチラチラ見えてきました。外が暗くなるまで、室内にて、星のお話をしながら天気の様子をうかがうことにしました。 |
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火星の接近の話題も |
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最初に、星の見え方と地球の大気環境の簡単な話しから入り、星座早見盤の使い方や今夜見える夏の大三角などの星空紹介をパソコンを使ってお話しました。 さらに、この夏一番の話題になる大接近する火星について、なぜ火星が接近するのか、いろいろな映像を出しながら話を進めていくと、子どもたちもひきこまれていったようです。 お話をしているうちに、月や星が見えてきました。 |
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星空の観望会 |
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今年度から活動を始めたボランティアの方(2名)も観望会では積極的に参加していただきました。 外に出て、星空の観察会です。まず全員で月を見ることにしました。はじめて見る月のクレーターにビックリされた方も多くおりました。望遠鏡は天文ボランティアの鈴木さんが担当です。 望遠鏡では、月のクレーターやオレンジ色に輝くアルクトゥルス(うしかい座)やサファイヤとトバーズ色に輝く二重星アルビレオ(はくちょう座)を見ました。 次第に星の数も増え、夏の大三角を始め、こと座、わし座、はくちょう座、ヘルクレス座、うしかい座、へびつかい座、さそり座などの星座を見つけることができました。 双眼鏡で、天の川の方向を見ると、たくさんの星が見えます。双眼鏡の指導は、天文ボランティアの瀧田さんです。 さらに予定外の事ですが、ホタルが結構飛んでいて、一同を楽しませてくれました。 |
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今年の星空教室は星がまずまず見え、星をとおして地球大気の環境を学ぶことができて、参加のみなさんは大満足でした。さらに2日目には、樹木の調査を通して環境について学びます。今度は皆さんの自宅でも、晴れた日に今日ご紹介した星や星座を見つけてみてください。 |
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