2003/08/21


 

 今年は火星大接近の年、15〜17年ごとに大接近しますが今回は大変条件がよく、最接近する8月27日は5676万kmまで近づきます。ここまでの距離に近づくのは、計算上約6万年ぶりということで、大変話題になっています。

 

 ですが、最接近する8月下旬ごろはまだ火星は夕方低く、天体望遠鏡で観望するには高くに昇る夜半近くまで待たなくては条件がよくありません。そこで科学館では、みなさんが気軽に参加できる時間に火星が高く昇り、そしてまだ十分見ごろである10月4日(土)・5日(日)に火星大観望会を開催いたします。

 

 今回は、定員制の講座と、自由参加形式の観望会の二本立てで開催します。お楽しみに!

 

 

(1)講座「火星の魅力」と火星観望会 <定員制>

 火星は古くの人にとっては災いをもたらす星として見られてきました。その後は望遠鏡による観測により、黒いすじ模様への注目から、火星人への期待が高まるなど、魅力の多い惑星でした。火星を観望する前に火星の魅力を講座でご紹介します。

 

 その後は旧児童文化会館で活躍していた望遠鏡による観察を行います。

 

 ぜひ講座で、より火星への興味を深めて、火星をいっそう楽しみながら観望してください。

講座で火星への興味を深めた後は、ドーム内の15cm屈折望遠鏡で火星を見てみましょう
 

定員となりましたので、講座の募集を終了いたします。(2003/09/03)

日時: 平成15年10月4日(土)・5日(日) 18:00〜19:30

場所: 郡山市総合教育支援センター(開成山公園東側)

講師: 郡山市ふれあい科学館 学芸員

料金: 無料

対象: 一般(どなたでも参加可能です) 両日とも定員30名

※悪天候時は講座のみ開催いたします。

 

お申し込み:

お電話(024−936−0201)、もしくは科学館22階インフォメーションにてお申し込みください。9月2日(火)より受付を開始いたします。

 受付時間:10:00〜17:00

(2)火星大観望会 <当日自由参加>

 肉眼でも十分見つけられる火星を、ぜひ望遠鏡で観察してみませんか?

 自由参加形式で、気軽に参加していただける火星大観望会です。移動式の3台の天体望遠鏡で火星などを観望するほか、スタッフによる星座案内など、いろいろな見かたで、火星や星空を楽しんでください。

火星はどんな姿かな?

日時: 平成15年10月4日(土)・5日(日) 19:00〜20:30

場所: 開成山公園 東側 自由広場(陸上競技場東側)

料金: 無料

対象: 一般(どなたでも参加可能です) 当日自由参加(申し込み不要)

※悪天候時は中止となります。

会場案内図

 

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