【開催報告】
平成17年1月8日(土)

2005/01/09


 最近マックホルツ彗星が明るくなり、1月6日(木)には地球に最接近するなど話題となっております。そこで、彗星がおうし座の「すばる」の近くに見られる1月8日(土)に午後6時から8時まで、平成記念こどものもり公園で冬の星空と彗星を楽しむ天体観望会を行いました。

 雲の切れ間からの観望となりましたが、約40名の方に彗星を始めとした様々な冬の星たちを楽しんでいただけました!

   


彗星分かるかな?

  昼間は雲が広がるあいにくの天気でしたが、夕方から晴れ間も見え始めました。会場には観望会が始まる前から彗星を見るために人が待っていてくれました。

 観望会の始まった午後6時頃には空はかなり澄んでいて、マックホルツ彗星を肉眼で確認することもできました。望遠鏡や双眼鏡で見ると、ぼんやりと広がる彗星が分かり、みなさん感激しておりました。

 


デジタルカメラで撮影したマックホルツ彗星(右下) と「すばる(左上にある星の集まり)」。
雲の中での撮影でした。

 今回は望遠鏡5台と双眼鏡3台により、本当にたくさんの天体を見ることができました。彗星の他に、オリオン星雲、アンドロメダ銀河、ペルセウス座の2重星団、すばるなどなど・・・、中でも環のある惑星・土星は大人気でした。

 この後、雲が流れてくるようになってしまい、雲の切れ間からの観望となってしまいましたが、観望会終了まで熱心に星空を眺めていく方もおられました。

 

 とても寒い中、観望会にお越しいただきありがとうございました! 彗星はこの後、1月25日に太陽に最も近づきます。まだしばらくの間見ることができるはずですので、みなさんもぜひご覧ください!