7月22日は、46年ぶりに日本で皆既日食が見られるということで、全国的に話題となりました。郡山付近でも7割ほど太陽が欠ける部分日食が見られるということで、郡山市ふれあい科学館では郡山駅前などを会場として「部分日食観望会」を開催しました。。
当日は、朝から雨がぱらつくあいにくの天候でしたが、観望会開始前から多くの方にお集まりいただきました。早速日食が何時ごろ見られるのか、安全な見方などを紹介しつつ、天候の回復を待ちました。
日食が始まった後、10時すぎから辺りが明るくなり青空が広がりました!太陽が現れると、会場からは大きな歓声があがり、日食グラスや望遠鏡など準備した様々な道具で、日食の様子をお楽しみいただきました!
その後、曇ったり晴れたりを繰り返しましたが、太陽が最も欠ける11時12分ごろにも太陽を観察することができました。
雨の中、開始前から多くの方が駅前に集まりました。
日食観察のために、日食グラスや遮光板を約100コ用意しました。
配布したカードに針などで小さな穴を空け、ピンホール効果を使って日食を観察する工作コーナーは大人気で長蛇の列が最後まで続きました。
途中晴れ間も見え、多くの方に日食をお楽しみいただきました!
郡山での部分日食の様子
撮影日時: 11時43分ごろ
機材: Nikon D80 + 300mmズームレンズ(遮光板使用)
22階展望ロビーでは、皆既日食のインターネット中継を行いました。皆既日食になるまでは、日食のしくみや、今回の日食について、クイズも交えながら紹介し、子どもも大人も興味深々でした。
残念ながら、トカラ列島の中之島は天候に恵まれませんでしたが、硫黄島からは薄雲を通して日食の画像が送られてきました。途中、映像が乱れた場面もありましたが、太陽がどんどん欠けていく様子を多くの方にご覧いただきました。
今回の日食が見られるのはどこ…?
このボールが地球の大きさだとすると、お月さまはどこにあるでしょう?
皆既日食の時間帯には、多くの方にお集まりいただきました。
次回、郡山で見られる日食は3年後の2012年。このときは市内の一部で金環日食となり、今回よりも欠けた太陽を見ることができます。次に、日本で見られる皆既日食は2035年です。郡山で皆既日食が見られるのは、2609年!楽しみですね!?
今後も、世界天文年に関連した様々なイベントを行ってまいりますので、ぜひご参加ください!