郡山市ふれあい科学館では、3月から11月にかけて毎月、郡山駅前で観望会を行っています。今年度6回目となる駅前観望会を、平成21年9月5日(土)に開催しました。
当日は雲がありましたが、約150名の皆さんに、雲のすきまから木星などを観望いただきました。
夕方になり、さっそく天体望遠鏡を組み立てて準備を始めました。雲はありましたが、雲間から織姫星として有名な、こと座のベガなどが見えておりました。そして、しばらくすると郡山駅の建物から木星の輝く姿が顔を出しました。
さっそく天体望遠鏡を木星に向けてみます。すると、きれいな縞模様が見え、そのまわりにはガリレオ衛星の姿も見つかりました。
そして、ガリレオ・ガリレイがおよそ400年前に自作して宇宙を見たといわれる天体望遠鏡のレプリカでも木星の姿を見ました。
現在の望遠鏡に比べると視野が非常に狭く、見づらいものです。それでも参加していただいた方は、ガリレオ望遠鏡で見た木星の姿に、400年前のガリレオへ思いを馳せていたようでした。
次回は10月3日(土)に駅前観望会を行いますので、ぜひお越しください!
★第64回 駅前観望会 平成21年10月3日(土) 18:30〜19:30