郡山市ふれあい科学館では、今年度7回目(通算123回目)となる駅前観望会を、10月24日(土)に実施しました。
今回は、薄い雲があったものの、月がとても鮮明に見えていました。望遠鏡は3台用意し、それぞれ倍率を変えて月を観察しました。翌日が「十三夜(後の月)」ということもあり、参加者にはお月見の話題を紹介しました。
また、天頂付近には夏の大三角も見えていて、星さがしも行うことができました。途中で、望遠鏡1台をはくちょう座のくちばしの星である「アルビレオ」に向けました。「アルビレオ」は、トパーズとサファイアに例えられる、色合いが違う2つの星が寄り添う二重星です。その鮮やかな輝きも楽しむことができました。
前回と前々回は、天気が悪く観察ができなかったため、今回は久しぶりに月や星を楽しむことができました。
しかし、最後に雲が厚くなりパラパラと雨が降ってきてしまったため、急いで撤収することになりました。
短い時間しか観察できませんでしたが、秋の月を存分に楽しむことができました。
今後も、冬季を除く月1回の観望会を開催してまいります。次回は11月21日に開催を予定しております。
★次回の駅前観望会 2015年11月21日(土) 18:00〜19:00