郡山市ふれあい科学館では、今年度8回目(通算133回目)となる駅前観望会を、11月5日(土)に実施しました。
今回は、天体望遠鏡で月、火星、金星を観察しました。朝から天候に恵まれ、観望会日和となりました。そのため、月の濃い灰色の部分である月の海、赤い火星の姿、強く光り輝く金星を十分に確認できました。
この時季の18時頃は、デネブ、アルタイル、ベガを結んでできる夏の大三角が頭上に見え、きれいに輝いていました。順番を待っている方には星図を配布し、星空の見方を紹介しました。
いつもは郡山駅西口駅前広場を会場に実施していますが、今回は歩行者用連絡橋で開催しました。望遠鏡2台を設置し、それぞれ違う天体に向け、見え方の違いを比べてもらいました。
さらに、周りの建物にさえぎられる心配のない22階展望ロビーにも1台設置して、沈んで見えなくなるまで金星観察を行いました。初めての方も多く、望遠鏡に鮮明に映る星の姿に、とても興味を持たれていたようです。
ご参加いただいた皆様、大変寒い中お越しいただき、ありがとうございました。
今後も、冬季を除く月1回の観望会を開催します。
★次回の駅前観望会 2017年3月4日(土) 19:00〜20:00