郡山市ふれあい科学館では、今年度5回目(通算139回目)となる駅前観望会を、8月26日(土)に実施しました。
今回は、月と土星を主に観察する予定でしたが、まわりの雲が多いために、土星を望遠鏡で見ることができませんでした。
しかし、肉眼で土星の姿を確認してもらい、瞬くように光る恒星と違って、どっしりと輝く惑星独自の姿を観察していただきました。
月の観察では、クレーターや玄武岩で覆われた海を、しっかり望遠鏡で確認できました。
観望会の中盤以降は、「夏の大三角」の一つである、こと座のベガや、はくちょう座にある二重星のアルビレオにも望遠鏡を向けました。どれも太陽系のスケールとは比べ物にならないほど遠くにある恒星なので、ほとんど点にしか見えませんが、それぞれの星の位置関係や色の違いについて理解していただきました。
開催中は終始雲が多く、良い天候とは言えませんでしたが、多くの方に参加していただきました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後も、冬季を除く月1回の観望会を開催します。
★次回の駅前観望会 2017年9月30日(土) 18:00〜19:00