郡山市ふれあい科学館 スペースパーク

　今年は天候の悪い日が多く、夏以来の久しぶりの観望会でした。今回は、主に月を観察しました。

　前半は雲が多く、あまり月の観察を行えませんでしたので、建物の看板に照準を合わせました。

　当館が使用している望遠鏡は、上下左右が反転するケプラー式ですが、惑星や月は丸い形をしているので、変化の様子があまりわかりません。しかし、看板には様々な形や文字があり、変化がよく分かるので望遠鏡の仕組みを理解するには最適でした。

　観望会の後半は天候が回復し、月を十分に観察できました。

　とても幸運なことに、月のすぐ北東から南にかけて非常に明るい流星を見ることができ、参加者の皆さんと共に感動しました。また、観望会終了直前には国際宇宙ステーションの通過を確認できました。

　今回の観望会は、今年の最後を締めくくるにふさわしい、大変盛りだくさんな内容となりました。

　大変寒い中での実施でしたが、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。