【宇宙劇場】リニューアルレポート [7]

 リニューアルレポートの第7回目は、準備が進む宇宙劇場内の様子をご紹介します。

宇宙を旅する機器を扱うために

 

 宇宙劇場よりひとあし先に、映写室内に設置された「テストドーム」に映し出すシステムの準備が整ったので、スタッフへの講習が行われました。

 「デジタルプラネタリウム」機能をはじめ、映像をドームスクリーンに映し出す方法の基本を学びました。非常に多彩な演出が可能になるので、皆さんに様々な演出をご覧いただけるよう、ここで操作に慣れていきます。

 また、映像の制作・編集もここで行います。写真のテストドームには、宇宙劇場でどのように映像が映るか、一目で分かるようになっています。これまで、数多くの番組制作・調整作業を、投映の終わった夜間に行っていたのですが、ここで調整することで、より早く、そして完成度をさらに高くできるようになります。


引き続きドーム内は調整中

 

 宇宙劇場内は、プラネタリウム投映機とデジタルプラネタリウムがいっしょに動くように、また2台のビデオプロジェクターからの映像が切れ目なく見られるように、日々調整作業が続いています。

 最低限の機器調整が行われた合間には、デジタルプラネタリウム機能のテスト投映も行われました。

 引き続き、ドーム内を暗くしての作業や、明るくして配線作業をしたり、数多くの機械がスムーズに動くように、作業員の皆さんが作業を続けられています。

 次回は、完成の姿が見えてきた?!宇宙劇場の様子をご紹介します。