リニューアルレポートの第9回目は、完成間近の宇宙劇場内をご紹介します。
宇宙劇場の中央に、黄色い座席が設置されました。この座席は、通常は2人掛けですが、中央のひじ掛けを上げることができ、ベンチタイプにもなります。
「ファミリーシート」として、中央に小さなお子さんがお掛けになって親子でご覧いただいたり、ペアでゆっくりくつろいでご覧いただいたり、さまざまな使い方のできる、新しいタイプのシートです。
劇場内に数多くのコンピュータが持ち込まれ、複雑に音響ケーブルが配線されていきます。
これは、番組調整作業とあわせて、迫力のあるサウンドをドーム内に響かせるための調整作業です。
ほんの少しのタイミングでイメージが変わるので、映像と音の組み合わせをどのように進めていくか、スタッフの皆さんの白熱した議論とともに、息のあった作業が進められていきます。
このような作業によって、ドーム内に設置された10台のスピーカーから的確に音が出されるようになり、映像にあわせて音も動いていく、新体感の空間が作られていきます。
次回は、ついにその姿を見せる、完成した宇宙劇場の様子をご紹介しましょう。