平成22年9月5日(日)に大西浩次先生をお迎えして特別企画を開催いたしました。
現在、23階ホワイエにて「時空の地平線〜大西浩次星景写真展〜」を開催しております。この企画にあわせ、実際に大西先生から写真の紹介をしていただいたり、星景写真の撮影方法などをわかりやすく紹介していただく講座を開催しました。
また、大西先生は国立天文台「はやぶさ」大気圏再突入観測隊として、オーストラリアへ「はやぶさ」の最後の姿を観測に行かれました。そこで、プラネタリウムにゲスト講師としてご登場いただき、帰還時の様子などを紹介していただきました。
プラネタリウムで開催した「はやぶさ」のスペシャル番組には、170名を超える多くの方にお越しいただきました。
まずは、当館のプラネタリウム解説員より「はやぶさ」についてご紹介しました。「はやぶさ」のミッションや、持ち帰ったと期待される小惑星「イトカワ」のかけらから何が分かるのかなどを、映像とともに紹介しました。
そして、プラネタリウムで「はやぶさ」が地球に帰ってきた6月13日の星空を再現しました。天の川の様子、南天の星座などもご紹介しながら、どのように「はやぶさ」が帰ってきたのかを見てみました。
大西先生の話はとても楽しく、オーストラリアの素敵な星空の写真とともに、「はやぶさ」の最後の姿を見せていただきました。プラネタリウムが終わった後も、質問をする方で長い行列ができておりました。
もうひとつの企画である星景写真の講座では、カメラや三脚といった撮影の機材も披露しながら、星景の撮影法や魅力をご紹介いただきました。
また、ホワイエの作品の前では参加者からの質問を交えながら、楽しい雰囲気の中、講座が進んでいきました。
今回は大西先生から、はやぶさの話題、星景写真の魅力など、いろいろなお話を伺うことができました。大西先生の素敵な星空の写真は、10月31日まで23階ホワイエにて見ることができます(詳しくはこちら)。