ボランティアに会いに行こう
〜触れ合い楽しんで〜

2003/12/25


 

 スペースパークに来ると、紺色のエプロンや黄色のジャンパーを着ている人に出会うことがあります。一体何をしている人たちなのでしょうか。実は彼らこそが、スペースパークの誇るボランティアなのです。

 現在、ボランティアには約100人が登録しています。多くは今年7月から活動を始めました。メンバーは10代から80代までで、職業もさまざまですが、来館者とのふれあいを楽しみに活動しています。

 


科学ボランティアによる工作コーナー

 それでは、ボランティアの4つのグループをご紹介しましょう。無料で利用できる科学館の「展望ロビー」では、「案内サービスボランティア」が館内のことや窓の外に見える景色について教えてくれます。

 同じく展望ロビーにある「鉄道ジオラマ」の「鉄道ジオラマボランティア」には、彼らが昔、国鉄職員として活躍していたころの話を聞いてみましょう。

 「展示ゾーン」に入館すれば、「科学ボランティア」が簡単にできる科学の工作を教えてくれます。屋外で行われる天体観望会では、「天文ボランティア」がみなさんの星の観察をお手伝いします。

 

 次に、ボランティアの活動の様子を少しだけ紹介しましょう。科学ボランティアは来館者に科学の工作などを教えています。最近では、風車、空飛ぶ種の模型、紙の笛などを作っています。難しいところがあっても、ボランティアがやさしく教えてくれます。

 作りながら、その工作が科学とどう関係があるかについての話も聞けば、ちょっと物知りになった気分も味わえます。

 すでにこれだけ大活躍のボランティアですが、最近ではさらなる知識を身に付けたいと自分たちで勉強会を開くなど、やる気は十分です。

 今度スペースパークに来る時は、ボランティアとも気軽に話してみてください。ボランティアとの触れ合いは、みなさんのスペースパークに来る楽しみをまた一つ増やしてくれることでしょう。

 
 

(事業課展示情報係 石原 裕子)

 

2003年12月25日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より