実験ショーと工作教室
〜「慣性の法則」を学ぼう〜

2004/02/05


 

 昨年に引き続き、楽しい科学の実験ショーや工作を体験できる講座「科学ゼミナール」を29日に開催します。タイトルは「じっとしなくちゃ慣性の法則」で、今回の講師は「日立科学あそび隊」のみなさんです。

 


日立科学あそび隊のメンバー

 内容は第1部がサイエンスショー「じっとしなくちゃ慣性の法則」、第2部が「CD−ROMでホバークラフトつくり」です。

 サイエンスショーは「慣性の法則」がテーマです。大人の方は中学校の理科の授業で名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。「力学」という分野の基本的な法則の一つなのですが、案外きちんと説明できないものです。しかし楽しい実験ショーをみれば理屈だけではなく、それを感覚的に知ることができます。

 第2部の全員が体験する「ホバークラフトつくり」では、工作を通して「慣性の法則」を体感します。いったいCD-ROMをどんな風に使うのでしょうか? 楽しみですね。

 講師の「日立科学あそび隊」のみなさんを紹介しておきましょう。ダンディー? な男性4人組ですが、写真の右から2番目の男性に見覚えがないでしょうか。そうです、飛田 賀光(とびた よしみつ)さんです。飛田さんはこれまでもテレビで何度もおもしろ実験を紹介し、本なども出版されていますのでご存じの方も多いのではないでしょうか。そして飛田さんは1年前に科学館で「シャボン玉七変化」という講座の講師を務めていただいているのです。

 飛田さんは、はっきり言ってパワーがあります。面白いです。科学の実験ショーなのになぜか「笑い」が絶えません。昨年のゼミナールに参加された方の中には親子で飛田ファンになった方も多かったでしょう。


昨年開催した「シャボン玉七変化」の様子

 

 その飛田さんがさらに愉快な仲間たちを引き連れて郡山にやってきます。彼らは茨城県日立市役所職員や会社員とそれぞれに職業を持っています。しかし科学の楽しさを伝えるため、休日は「あそび隊」と称し、無償で実験ショーやワークショップを各地で開催します。今年はどんな「科学あそび」を伝えてくれるのでしょうか?

 
 

(事業課展示情報係 岡田 努)

 

定員となりましたので、募集を終了いたしました。
たくさんのお申し込み、誠にありがとうございました。

 

2004年2月5日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より