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ブーメランといえば、オーストラリアに伝わる狩猟用の道具として知られています。最近では、多くの書物などで紙で作ったブーメランが紹介されています。でも、なかなか上手に飛ばすことは難しいようです。科学館でも実施したペーパーブーメランの作り方のコツを紹介します。 ■ 紙の選び方 ■ 紙は作られるときの繊維の並び方で、「縦目」と「横目」の向きができます。紙を両手で軽く曲げてみてください。弾力が強く感じられる向きが「縦目」で、ブーメランの翼を作るときに、この向きが大切になってきます。 |
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■ 飛ばし方 ■ 人さし指と親指で軽くはさみます。このとき、ブーメランの「上側」が親指側になるようにしてください。(重要)また、人さし指に翼の先の角をひっかけると回転がよくなります。 この形ができたら、顔のすぐ脇からブーメランを縦に切るように飛ばします。あとは感覚がつかめるまで練習あるのみです。 このままだと回転する半径は2メートル程度ですが、翼の先端にビニールテープなどを巻いて調整すると回転半径は3〜4メートルくらいになります。 ブーメランを飛ばすときは翼の角を丸くし、人がいない室内で練習しましょう。ブーメランが戻ってきたときは本当にうれしいですよ。 |
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■ 科学の体感 ■ 今回は紹介できませんでしたが、紙で作るブーメランを研究すると、材料の科学や回転する物体の科学、そして飛行機などが浮上する原理など、さまざまな「科学」を体感することができます。 つまりブーメランを飛ばせるようになると、君もちょっとした科学者になれるわけです。 ※参考文献 |
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(事業課 岡田 努) |
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2004年5月13日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より |
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