おもしろ科学びっくり箱
〜身近な物で学ぶ楽しみ〜

2004/07/23


 ふれあい科学館では福島大学との連携事業として、実験、観察、ものづくりをしながら科学を学べる「おもしろ科学びっくり箱」を開催しています。毎回、福島大学教育学部の先生をお迎えするこの講座は、今年度は全8回を予定しています。これまで3回を振り返ってご紹介しましょう。

 


郡山駅前で石のモニュメントを観察した講座

 第1回の「まわりの石や鉱物を見てみよう!」(5月15日開催)は、長橋良隆先生による鉱物についての講座でした。皆さんの家の周りにあるような身近な石や砂を持ち寄って顕微鏡で観察し、その中にどんな鉱物が含まれるのかを調べました。

 また、郡山駅前に先生と探険にでかけ、街の中で使われている石を観察しながら石の種類の見分け方も習いました。皆さんもちょっとした"石博士"になれたようです。

 

 第2回の「身近な理科まるわかり」(6月5日開催)は大人向けの講座でした。講師の入戸野修先生は物質の構造や波について解説し、身近な液晶や電子レンジなどとの関係を説明されました。

 使い古しの封筒からダイヤモンドの結晶構造を作るという工作では、受講者全員が夢中になって時間が過ぎるのも忘れるほどでした。これだけ複雑な構造を自然界は容易に作り出してしまうのですから驚きです。

 

 第3回の「木から歴史を知る」(7月3日開催)では、木村勝彦先生が木のサンプルをたくさん持って登場しました。年輪を調べると、木が生きていたころに何が起きたのか、またその木がいつ切られたのかなどが分かります。考古学など歴史を知ることにも役立つそうです。実習は、顕微鏡を使って年輪の幅を測りグラフにまとめるという大学生レベルのものでしたが、小学生もチャレンジして見事にグラフを完成させていました。


大きな屋久杉の年輪を観察する受講者

 

 これから講座に参加してみたい、という皆さんにもチャンスがあります。前期の募集は残念ながら終了しましたが、後期は9月に募集します。小中学生向けが3回、大人向けが1回で、テーマは植物、エネルギー、天文学、気象学などを予定しています。科学館ホームページなどで詳細をチェックして、参加してください。

 これであなたも科学の"本当"のおもしろさが分かるはず、です!

 
 

(事業課 石原 裕子)

 

2004年7月22日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より