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【石井研堂って誰?】 石井研堂(いしい・けんどう)という人物を知っていますか? 明治期に、子ども向けの理科読み物をはじめ、当時の日本初のものなど、ありとあらゆる事を書き記した「明治事物起原(めいじじぶつきげん)」を出版したことで有名です。そして郡山市出身です。 【100年前の実験に挑戦!!】 ふれあい科学館は平成14年から、研堂研究の先進館の県立博物館と連携して講座を開催しています。「100年前の実験に挑戦!!」と題し、研堂の理科読み物に掲載された実験を子どもたちに体験してもらっています。今年も2月11日から13日まで3日間開催します。今回は今までとは異なり、なんとこのイベントを県内の5つの施設の職員が当館に集まり合同開催します 。 |
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【5施設は何をする?】 参加施設は、県立博物館、県立図書館、磐梯山噴火記念館、郡山市立美術館、郡山市ふれあい科学館です。施設名だけでは何をするかイメージがわきませんよね。 県立博物館は研堂の生涯と業績の紹介、県立図書館は科学読み物の紹介とおはなし会、噴火記念館は磐梯山噴火に関する資料展と水蒸気爆発実験講座、郡山市立美術館は明治期の生活・風俗などを当時の印刷メディアの石版画で解説、ふれあい科学館は研堂が紹介した実験を当時の雰囲気で再現します。 |
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【見どころは?】 「科学」と聞くと、生活からはかけ離れた発明や発見をイメージする方が多いかもしれません。 でもこのイベントに参加してみてください。100年前の明治時代、庶民が身近にある材料をどう使って科学の実験を行ったか、その時代にはどんな生活をしていたかなどを垣間見ることができるでしょう。そして「科学」は歴史や文化と深くかかわり、人間の生活と身近な関係でもあった−という雰囲気を感じてもらえるでしょう。 |
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【総合学習にも最適】 科学に興味がなくてもいろいろな視点で楽しめます。また、これは学校の教科の枠を超えた総合的・学際的な取り組みでもあります。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 |
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(事業課 岡田 努) |
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2005年1月27日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より |
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