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ふれあい科学館23階の宇宙劇場に入ると、部屋の中央でボールのような大きな機械が出迎えてくれます。この機械が「プラネタリウム」です。 ボールのような機械をよく見ると、たくさんのレンズがついています。この32個のレンズから光が出て、丸天井に星空を映し出します。肉眼で見られる星は6等星までで、数にする と、約7000個になります。しかし最新型のこのプラネタリウムでは7.9等星までの約3万8000個、スペースシャトルに乗り、宇宙で見たような満天の星空を再現することもできます。コンピューター制御で動くことで、1万年先の未来の星空や、火星など他の惑星で見た星空も正確に再現することができるのです。 |
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★プラネタリウムができたころ プラネタリウムが発明されたのは、80年ほど前のドイツです。博物館で公開されたときには、あたかも本当のような星空に驚嘆の声が上がったそうです。日本でも最初のころは「今日は雨ですが、プラネタリウムで星は見られますか?」という問い合わせもよくあったそうです。 |
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★進化するプラネタリウム 現在では、プラネタリウムで星だけではなく迫力ある映像で宇宙のさまざまな世界を見ることもできます。科学館にもドームの周りに4台のビデオプロジェクターがあり、星空に合わせて映像を出しています。 「プラネタリウム」で星空が昼間でも見られるという驚きの時代から、今は星空と映像を組み合わせて、ダイナミックな宇宙の姿を見られる場所、まさに「宇宙劇場」となったのです。 |
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★宇宙劇場で楽しめる番組 科学的に宇宙の姿に迫る「一般番組」、小さな子から家族で星に親しむことのできる「親と子の天文教室」、音楽とともに星空を楽しむ「星と音楽のひととき」など、お好みに応じてご覧ください。どの番組もスタッフがライブで楽しくお話をしています。話題の天文ニュースの紹介など、毎回少しずつ話が違いますので、同じ番組での聞き比べも良いかもしれません。 ★プラネタリウムでコンサート 7月2日の午後4時30分と6時30分からの2回、馬頭琴奏者として今注目のイラナさんを迎えての生演奏のコンサート「馬頭琴の調べと七夕の星空」を開きます。前売り券を18日 午前10時から販売します。プラネタリウムならではの幻想的なコンサートもぜひ、お楽しみください。 |
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(事業課 安藤 享平) |
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2005年6月16日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より |
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