【開催報告】

2005/11/27


 郡山市ふれあい科学館とこおりやま文学の森資料館との連携により、科学館の宇宙劇場を会場に「星と民話の夕べ」を平成17年11月26日(土)に開催しました。これは、科学(星)と文学(民話)という双方の得意分野を組み合わせて新たな星空と文学の魅力を提供しようという初の試みです。
 今回は、語り部ふくしま四人会のみなさんを講師にお迎えし、星にまつわる民話などを紹介していただきました。また、科学館や資料館のスタッフから民話の世界やそこに登場する星についても紹介しました。

     

 宇宙劇場の星空のもとでの民話の語りを楽しみに、ご年配の方から子どもまで多くの方に参加していただきました。

 今回は、220名の参加で満席状態でした。多くのご参加誠にありがとうございました!

 

 はじめに文学の森資料館の鴫原よりごあいさつをいたしました。民話とはどのようなお話なのか?といった内容をお話した後、講師のみなさんをご紹介いたしました。

 

 講師の語り部ふくしま四人会のみなさんは、うつくしま未来博以来、県内で活躍されており、その豊かな語りに参加者はあっというまに民話の世界へ引き込まれておりました。

 民話の語りの合間に、民話に登場した星の紹介も行いました。夕方の空を再現して金星(宵の明星)を見てみたり、宵の空の北極星や七夕の星たちを眺めたり・・・。今度ぜひ本当の空で金星や北極星を探してみてくださいね!

 

 

 民話の語りにプラスして、民話の情景や星空を宇宙劇場で再現しました。参加者は雪景色や南の島など、様々な情景と美しい星空のもとで語られる民話の世界に想いを馳せている様子でした。一人ずつ民話を語った後は、四人全員で1つの創作民話を語りました。ゆきんこを題材にした不思議なお話で、四人の見事な語りのリレーに大きな拍手が送られました。

 語り部ふくしま四人会のみなさま、すてきなお話をどうもありがとうございました!

 これからも様々な講演会を行っていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!