【開催報告】

2006/02/28


 平成18年2月25日(土)に第12回 星の講演会「太陽系の果てを探る−第10番惑星は存在するか?−」を開催しました。

 今回は、国立天文台ハワイ観測所とテレビ会議システムで結び、布施 哲治(ふせ てつはる)先生から、日本が世界に誇るすばる望遠鏡やすばる望遠鏡で探る太陽系の果てについてお話をしていただきました。会場には163名の方にお集まりいただきました。

     

 布施先生は今回が3回目の登場となります。冥王星の外側には何があるのか、10番目の惑星は存在するのか? その他、星の一生や太陽系の惑星など色々な話題をすばる望遠鏡で撮影した画像を交えながら紹介していただきました。

 さまざまな映像とともに分かりやすくお話をしていただき、みなさん布施先生のお話を熱心に聞いていらっしゃいました。

 

 講演の中ではハワイの現在の映像やオフィスからすばる望遠鏡までの道のりの動画も登場しました。

 参加者のみなさんはハワイからの講演という臨場感も十分に楽しんでおりました。

 

  講演後は参加者からの質問を受け付けました。「10番目の惑星は本当にあるのでしょうか?」「宇宙人はいると思いますか?」など、いろいろな質問があがりました。

 布施先生は、どの質問にも一つ一つ丁寧にお答えくださいました。

 ぜひ大きくなったら、布施先生と一緒に宇宙を研究する天文学者になってくださいね!

 

 質問コーナーの後、布施先生にお礼を述べて、ハワイとのテレビ会議は終了となりました。布施先生、今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!

 この後、プラネタリウムで今夜8時の郡山の星空を再現し、火星や土星といった惑星を紹介しました。最近土星は宵の空で東の空やや高くに明るく輝いています。晴れた日にはぜひ土星を探してみてくださいね!

 来年度も「星の講演会」をはじめとして、宇宙劇場を利用したさまざまなイベントを行ってまいります。またぜひ、ご参加ください!