平成19年6月16日(土)に第14回 星の講演会「宇宙から見た地球」を宇宙劇場にて開催しました。
今回は、宇宙航空研究開発機構・地球観測研究センターの油井 由香利(ゆい ゆかり)先生から、「宇宙の中で地球がどのようにしてできたのか?」、「その地球に何が起こっているのか?」、「人工衛星で地球を見ると、どのような姿が見えてきたのか ?」など、地球や地球環境についてお話をしていただきました。
会場には約200名の方に集まりいただきました。
油井先生のお話される話題に、一生懸命メモを取られる方も見えたり、みなさん興味深く耳を傾けていました。
宇宙の中で地球や人間を作る材料は、遠い昔に輝いていた星のかけらであることに多くの方はびっくりした様子でした。
長い年月をかけて誕生した地球にはたくさんの生命が暮らしています。その地球に今、さまざまな問題が起きています。
講演会では、人工衛星が見たオゾン層や氷河の様子など、地球環境についてさまざまな映像を披露していただきました。
油井先生からは私たちの地球をこれからも大切にしていきましょう、というメッセージがありました。
そして、みんなでプラネタリウムの星空で人工衛星や国際宇宙ステーションを探しました。
質問コーナーでは油井先生に直接質問ができるとあって、たくさんの方に手をあげていただきました。油井先生には質問に対して一つ一つ丁寧に答えていただきました。
時間の都合で、残念ながら全ての方から質問を伺うことはできませんでした。ぜひ、本などを調べて科学館に質問に来てくださいね!油井先生、今日は色々なお話をどうもありがとうございました!
今年度も「星の講演会」をはじめとして、宇宙劇場を利用したさまざまなイベントを行ってまいります。またぜひ、ご参加ください!