郡山市ふれあい科学館とこおりやま文学の森資料館との連携により、「星と民話の夕べ」を平成19年11月23日(金・祝)に宇宙劇場を会場に開催しました。これは、科学(星)と文学(民話)という双方の得意分野を組み合わせて、新たな星空と文学の魅力を提供しようという試みで、今回が2回目となります。
前回に引き続き、「語り部ふくしま四人会」の皆さんにお越しいただき、星にまつわる民話などを紹介していただきました。また、科学館のスタッフから民話に登場する星についても紹介しました。
最初に文学の森資料館の鴫原よりごあいさつし、講師の皆さんをご紹介いたしました。そして、いよいよ開演です!
まずは、語り部ふくしま四人会の皆さん一人一人が登場して、1つずつ民話を語っていただきました。四人会の皆さんの語りを聴きながら、参加者の皆さんはあっというまに民話の世界に引き込まれていきました。
語りの合間に、民話に登場する星の紹介も行いました。南極老人星(カノープス)や流れ星、太陽に月などなど・・・。明日は満月の日、来月にはふたご座流星群もあります。ぜひ、今度は本当の空を眺めてみてください!
民話の語りにプラスして、民話の情景や星空を宇宙劇場で再現しました。参加者は奥深い山奥や南の島など、様々な情景のもとで語られる民話の世界に想いを馳せている様子でした。
一人ずつ民話を語った後は、四人全員で1つの創作民話を語りました。
「花咲き山」を題材にした、じんわりと心に残るお話で、四人の見事な語りのリレーに大きな拍手が送られました。
終了後には、四人会の皆さんが出口で参加者のお見送りし、ステキなふれあいの場ができました。語り部ふくしま四人会の皆さま、すてきなお話をどうもありがとうございました!
これからも様々なイベントを行っていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!