【開催報告】第17回 星の講演会「星くずから地球、そして月へ」

 郡山市ふれあい科学館で開催しておりました全館企画「月の科学」の最後のイベントとなる、第17回 星の講演会を平成21年1月17日(土)に開催いたしました。

 今回は国立天文台 理論研究部の小久保 英一郎先生をお迎えして、「星くずから地球、そして月へ 〜スーパーコンピュータが解き明かす誕生の秘密〜」というタイトルで、地球や月の誕生、そしてその関わりなどを紹介していただきました。

 

 会場には220名の方に参加していただきました。今回は県外からの参加者も多く、受付開始を待つ行列もできるほどでした。

 そしてオープニングの後、いよいよ講演会のはじまりです。

 小久保先生はスーパーコンピュータを駆使して、太陽系の惑星や月のでき方、さらには太陽系外にある惑星がどのようにしてできるのかなどを研究されております。


 

 スーパーコンピュータで描かれた最新の映像を交えた小久保先生の講演に参加された方は興味深く聞き入っておりました。

 特に小久保先生の研究結果によると「月はおよそ1か月でできた」という話に驚きの様子でした。

 そして、最後には小久保先生に直接質問ができる質問コーナーがありました。太陽系の小惑星や月について質問がありましたが、小久保先生の丁寧な回答に納得した様子でした。


 

 講演会終了後にも、小久保先生には出口付近にて質問コーナーを続けていただけました。

 小久保先生に質問しようと、長い行列ができました。

 質問者ひとりひとりに丁寧に答えてくださり、皆さん大満足の様子でした。


 小久保先生、今日はステキなお話をどうもありがとうございました!

 今年の春に、また「星の講演会」を開催する予定です。詳細が決まりましたら、ホームページ等でご案内しますので、ぜひご参加ください!