【開催報告】第18回 星の講演会「日食を見よう!〜日食・宇宙の果てしなき魅力〜」

 郡山市ふれあい科学館では平成21年6月27日(土)に世界天文年公認イベントとして、第18回 星の講演会「日食を見よう!〜日食・宇宙の果てしなき魅力〜」を開催しました。

 今回は、兵庫県立西はりま天文台公園長で世界天文年2009日本委員会委員の黒田 武彦(くろだ たけひこ)先生から、日食に関するさまざまなお話と、西はりま天文台にある国内最大の「なゆた」望遠鏡で見た宇宙の姿についてお話をしていただきました。

 

 会場には約200名の方にお集まりいただきました。

 7月22日に日本全国で見られる日食が話題になってきているなか、参加者のみなさんは、熱心に黒田さんの語る日食の世界に惹き込まれていかれている様子でした。


 

 特に、映像とともに黒田さんの豊富なご経験から語られる皆既日食の魅力には、多くの方から感動と驚きの声が上がりました。


 

 また、安全な日食の観察方法についても、みなさん真剣に聞かれていました。決して「目のやけど」にならないように、気を付けてくださいね!

 質問コーナーでも、「皆既日食ときには、どんな星が見えるのですか?」「どうして、木漏れ日で太陽の姿が見えるのですか?」など、さまざまな日食に関する質問が寄せられました。


 

 講演会の第2部として、黒田さんがかつて解説されていたプラネタリウムの星空とともに、2メートルの「なゆた」望遠鏡で見た宇宙について、映像とともにお話いただきました。

 黒田先生、今日は色々なお話をどうもありがとうございました!

 今後も7月21日まで、プラネタリウム一般番組では日食の安全な見かたなどを引き続きご紹介してまいります。また、「星の講演会」をはじめとして、世界天文年にちなんださまざまなイベントを行ってまいります。またぜひ、ご参加ください!