郡山市ふれあい科学館では、平成21年11月1日から始まる全館企画「世界天文年2009〜ガリレオの世界を体験しよう〜」に先立ち、第19回 星の講演会「ガリレオから『すばる』へ」を、10月31日(土)に開催いたします。
今回は、国立天文台ハワイ観測所とテレビ会議システムで結び、布施 哲治(ふせ てつはる)先生から、ガリレオが見た宇宙の姿やそれからの天文学の発展について、お話をしていただきます。また、日本が世界に誇る「すばる望遠鏡」で見る最新の宇宙像について、映像を交えながらご紹介いたします。ぜひ、ご参加ください!
布施 哲治 先生
(国立天文台ハワイ観測所広報担当研究員)
布施先生は、太陽系天文学、特に小惑星や彗星、準惑星、太陽系外縁天体などの天体を研究しています。
著書は『たとえば,銀河がどら焼きだったら??宇宙比較講座』(日本評論社),『なぜ,めい王星は惑星じゃないの?』(第54回青少年読書感想文全国コンクール・小学校高学年向け課題図書に選定),『ようこそ宇宙の研究室へ』(ともに,くもん出版),共著書は『星の地図館太陽系大地図』(小学館),『太陽系の果てを探る』(東京大学出版会)など。月刊天文ガイド(誠文堂新光社)に『すばるからのメッセージ』を連載中。
10月31日(土)の宇宙劇場 第2回(12:30〜)、第3回(14:00〜)の投映は休止となります。
すばる望遠鏡で撮影した木星と土星
(提供)国立天文台
今から400年前、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイは、自作の望遠鏡で月を眺め、月の表面に山や谷があることを発見しました。その他にも、ガリレオは望遠鏡により、木星の月(衛星)や金星の満ち欠けなど、様々な発見を行ったのです。
上の画像はすばる望遠鏡で撮影した木星や土星の姿ですが、ガリレオが望遠鏡で見た木星や土星は、どのような姿だったのでしょうか!?