【開催報告】星の講演会スペシャル版「星と民話の夕べ」

 郡山市ふれあい科学館と郡山市こおりやま文学の森資料館との連携により、宇宙劇場を会場に「星と民話の夕べ」を平成22年10月16日(土)に開催しました。これは、科学(星)と文学(民話)という双方の得意分野を組み合わせて新たな星空と文学の魅力を提供しようという試みで、今回が3回目となります。

 前回に引き続き、語り部ふくしま四人会の皆さんにお越しいただき、星にまつわる民話などを紹介していただきました。また、科学館のスタッフから民話に登場する星についても紹介しました。

 最初に文学の森資料館の日塔よりごあいさつし、講師の皆さんをご紹介いたしました。そして、いよいよ開演です!

 

 まずは、語り部ふくしま四人会の方が一人ずつ、民話を語っていきました。未来博以来、様々な場で活躍している講師の方々の語りに、参加者の皆さんは、あっというまに民話の世界へ引き込まれていきました。

 語りの合間に、民話に登場する星の紹介も行いました。お月さまや天の川、さそり座などなど…。20日は十三夜(後の月)です。ぜひ今度は、本当の空を見上げてみてください!



 民話の語りにプラスして、民話の情景や星空を宇宙劇場で再現しました。自然豊かな農村や雪景色など、様々な情景のもとで語られる民話の世界に、想いを馳せている様子でした。

 一人ずつ民話を語った後は、全員で1つの創作民話を語りました。石井道子さんが昔見たと語ってくれた「白い虹」を題材にしたお話で、心に残る素敵な語りのリレーに、参加者の皆さんは感動しているようでした。

 その後、すばらしい語りを披露してくださった語り部の皆さんに花束を贈呈すると、会場から大きな拍手がおこりました!

 終了後には、四人会の皆さんが出口で参加者のお見送りし、ステキなふれあいの場ができました。語り部ふくしま四人会の皆様、すてきなお話をどうもありがとうございました!

 これからも様々なイベントを行っていきたいと思いますので、ぜひご参加ください!