郡山市ふれあい科学館では2013年2月2日(土)に、第23回星の講演会「アラスカからオーロラ生中継 そして、7年間の記録」を開催しました。
今回は、オーロラ生中継プロジェクト「Live!オーロラ」主宰の古賀 祐三(こが ゆうぞう)先生にお越しいただきました。宇宙劇場では初となる、アラスカと生中継を結び、ドームいっぱいに広がる生のオーロラの姿をご覧いただきました。
講師の古賀先生は365日、24時間オーロラ生中継プロジェクト「Live!オーロラ」を立ち上げられ、これまでに何百万枚ものオーロラの写真や、数千時間にもおよぶ動画を記録されてきております。
まずは古賀先生の経歴の紹介を兼ねて、Live!オーロラがどのように始動していったのかをご紹介いただきました。
そして、いよいよアラスカとライブで結んで、生中継の始まりです。プラネタリウムのドーム全体にオーロラの映像が映し出されたときには歓声があがりました。
全天のカメラ映像に合わせて、超高感度カメラによる映像も同時に投映します。こちらは、実際にカメラを遠隔操作をしていろいろな方向にむけました。何千キロも離れているアラスカのカメラが動くことに、多くの方はびっくりされていました。
その他、これまでに撮影された貴重なオーロラの映像も交えながら、オーロラの魅力をたっぷりとご紹介いただきました。
質問コーナーでは、オーロラに関する質問について、映像を使いながら丁寧に答えていただきました。
生中継あり、過去のダイジェストありと、あっという間に講演会がすぎていきました。「この瞬間のオーロラ」を多くのみなさんと共有できたことを嬉しく思います。
そして、18時30分からは引き続きイブニングアワー「アラスカからオーロラ生中継!」を開催し、古賀先生にゲストとしてご登場いただきました。古賀先生、生中継のシステム構築から講演まで、本当にありがとうございました!
このオーロラ生中継は、2月と3月の毎週土曜日18時30分より、イブニングアワー「アラスカからオーロラ生中継!」として、投映いたしますので、みなさんぜひ頭の上いっぱいに広がる生のオーロラを見にきてください。悪天候の場合も、過去のオーロラ映像をご覧いただきながら、オーロラをお楽しみいただきます。