郡山市ふれあい科学館では、2014年11月16日(日)に、第26回星の講演会「ファンタジック・オーロラ in
郡山」を開催しました。
写真家の中垣哲也さんをお招きして、中垣さんが撮影した非常に美しいオーロラがドームスクリーン全面に広がる中での講演会でした。
今回の講演会は、福島民友新聞社・福島中央テレビの主催、当館などとの共催で、福島民友新聞創刊120周年プレ記念事業、郡山市制施行90周年・合併50年記念事業として実施しました。
今回の講演会開催のきっかけは、石川県・富山県で中垣さんのオーロラ映像上映会に参加された有志のみなさんから「ふくしまのみなさんにもオーロラを届けて欲しい」と募金が寄せられたことによります。それを受けて、県内各地の小中学校での講演活動とともに当館でも、中垣さんにお越しいただく運びとなりました。
石川・富山のみなさんの熱い想いを受け、中垣さんも当館で投映する映像をたくさん準備してくださいました。アラスカで撮影された、さまざまな表情を見せるオーロラの姿に、参加されたみなさんからはため息や感嘆の声があがりました。
中垣さんからは、オーロラ発生の原理やアラスカの自然についても紹介がありました。オーロラが見られるということは、私たちの地球が生命の暮らせる安全な環境に包まれている証であること、アラスカでの野生生物と人間の共生から、生命が共存できる環境保全の大切さなど、オーロラのもとで感じられた中垣さんからの地球や宇宙、自然に対する想いが強く伝わってきた講演会でした。
中垣さん、参加されたみなさま、石川県・富山県の有志のみなさま、主催のみなさま、ありがとうございました。
今回は3回の講演がすべて事前受付で満席となるほど盛況で、多くの人々にオーロラの素晴らしさ体感していだけました。
参加できなかった方々、申し訳ありませんでした。
