郡山市ふれあい科学館では2017年2月4日(土)に、第31回星の講演会「『やってみる』からはじめよう」を開催しました。
今回は、風船を使って宇宙から地球の景色を撮影している、ふうせん宇宙撮影家の岩谷圭介さんをお招きして、ふうせん宇宙撮影の魅力と挑戦することの大切さについてお話いただきました。
今回の講演会では、実際に宇宙へ行って撮影したカメラやパラシュートなどを、宇宙劇場内に展示しました。
講演開始までの間、興味深く見たり、写真を撮ったりしていました。また、意外にも簡単な作りに驚いている方が多くいました。
講演では、ふうせん宇宙撮影のしくみから始まり、岩谷さんがこの活動を始めるきっかけとなったエピソードを交えながら、ふうせん宇宙撮影の魅力をお話くださいました。
その中にはふうせん宇宙撮影は失敗の連続だったというお話がありました。しかし、その失敗から多くのことを学び、試行錯誤を何度も繰り返し、今に至っているとのことです。「やってみる」ことで、それが分かるというとても素敵なお話でした。
最後は、昨年撮影された最新の映像がプラネタリウムのドームに映し出されました。雲の上にいる様子や地球の輪郭が分かる様子など圧巻でした。また、風船がどんどん上昇していって割れる様子や、海に着水するまでの映像は、臨場感があり、まるでスカイダイビングをしているようでした。
講演後には、参加者が岩谷さんを囲んで、たくさんの質問がありました。その質問一つ一つに丁寧に答えていただき、またこれからいろいろなことに挑戦していく子どもたちにエールを送ってくれました。
岩谷さん、今回はすばらしい映像とお話を、本当にありがとうございました。これからの新しい挑戦を応援しています。