【開催報告】科学の宅配便

大山南育成会 平成22年12月22日(水)

 科学の実験・工作を平日の午後にお届けする「科学の宅配便」。平成22年12月22日(水)に、大山南育成会の主催で富田西地域公民館で開催しました。

 

 今回、お届けした工作は「ぶくぶく入浴剤」です。参加されたお子さんは、主に小学1〜3年生で、保護者も交えての工作となりました。

 今回の「ぶくぶく入浴剤」は、工作というより、薬品を使った科学の実験が主な内容ですので、始めに使う薬品の説明を行いました。

 使う薬品の「炭酸水素ナトリウム」や「クエン酸」は、身近なところでいろいろと使われているという話に、皆さん熱心に耳を傾けていました。


 
 ひととおり説明が終わると、さっそく工作です。薬品を決められた量に測って、こぼさないよう慎重にカップへ入れていきます。薬品を入れたら、混ぜ合わせて固めていきます。ある程度固まったら、入浴剤の形になるように、ラップで包んで形を整えます。完全に固まるまで2〜3時間は必要なので、中身がこぼれないように袋に入れて完成です。

 ただ、このままでは、すぐ実験ができないので、こちらで先に作っておいた入浴剤を水に入れて実演しました。入浴剤から、化学反応で発生した二酸化炭素の泡が「ぶくぶく」と出ると、みんな歓声を上げていました。