科学の実験・工作を平日の午後にお届けする「科学の宅配便」。平成23年5月19日(木)に、尚志幼稚園で開催しました。
今回、お届けした工作は「コケコッココップ」です。会場に集まった園児と親御さんに、工作と実験を楽しんでいただきました。
今日の実験で知っていただく内容は「音」です。さわりのお話をした後、さっそく工作に取り掛かりました。
最初の作業は、型紙を切り出すことですが、まだハサミを上手に使えない園児が多かったので、親御さんに手伝ってもらいながら、工作を進めました。
次に、コップに振動を伝えるひもを取り付ける作業です。細かい作業で、幼い園児たちには少し難しいようなので、こちらも親御さんたちと一緒に工作を進めました。最後に、コップへ型紙のパーツを貼り付けて、にわとりの形に整えていきます。
ここまで来ると、園児の皆さんも楽しそうに、次々と仕上げていきます。最後のニワトリの目を書き込む作業では、嬉々としていろいろと個性的な顔に仕上げていました。
さあ、完成したら、さっそく実験です。ぬれた布でひもを引っ張ると、こすれた振動がコップに伝わり、増幅されてニワトリのような声が響きわたります。もう右も左も大合唱!音の震えを実際に体感してもらいました。