科学の実験・工作を平日の午後にお届けする「科学の宅配便」。平成23年7月6日(水)に、セントポール幼稚園で開催しました。
今回、お届けした工作は「ふうせんロケット」です。園児と保護者の皆さんに参加してもらいました。この工作で知っていただく内容は、ロケットの飛んでいく仕組みです。
皆さんにロケットの話をした後に、「ロケットで宇宙に行きたいですか?」と質問したところ、ほぼ全員の手があがりました。皆さん、機会があれば宇宙に行く気満々です。
ではさっそく、小なりとはいえ「ロケット」を作ってもらいましょう。
はじめに、ロケットの姿勢を安定させる翼の作成です。ハサミを使う作業ですが、年長の園児たちはもくもくと工作を進め、年少は保護者に手伝ってもらいながら作業を進めていました。
翼ができたら胴体の風船をふくらませます。さすがにこの作業は、みんな保護者に手伝ってもらいました。早くがんばって一人でもできるようになってくださいね。
最後に翼を胴体に取り付けて、工作は完成です。さっそく、飛ばしてみましょう。会場は、完成したロケットが次々と飛び交い、皆さん大はしゃぎです。何人か飛ばせなかった園児たちも、飛ばし方を改めて習うと、次々と飛ばすことができました。
はじめは少しの距離しか飛ばなかったロケットも、コツをつかんだのか、どんどん遠くに飛ぶようになり、会場は色様々なロケットで埋め尽くされました。工作は大成功です。大きくなって、もし宇宙に行くことができたら、ぜひ今日のことを思い出してくださいね。