科学の実験や工作をお届けする「科学の宅配便」。平成24年6月14日(木)に、行健第二小学校で開催しました。
今回お届けする実験工作は、「ぐにゆっとスライム」です。定番のメニューですが、今回は参加するメンバーが一味違います。全員が「理科科学クラブ」のメンバーなのです。
そこで、いつもは一部、我々がお手伝いする手順も、全て自分たちでやってもらいました。材料の薬品も自らスポイトで正しい量を吸い取り、ビーカーに目盛どおりに入れて混ぜ合わせていきます。
実験を進めながらも、観察することを怠りません。薬品がどのような状態で変化するかを確認しながら、作業を進めていきます。
そして、いよいよスライムの状態に固める薬を入れます。これは少し取扱に注意が必要なので、みんな緊張しながら薬を入れます。薬が混ざり合うと、みるみる固まり始めてスライムになっていきます。みんな手の中で固まる感触を味わいながら、歓声をあげていました。
その後、みんなで観察した状況を話し合いました。そして、最後にどうしてスライムの状態になったかを、科学館職員が解説しました。
将来、科学者になるかも(!?)しれない理科科学クラブのみなさん。勉強して、みんなに役立つ科学技術を発見してください。