科学の実験や工作をお届けする「科学の宅配便」。平成24年7月18日(水)に、桃見台小学校で開催しました。
お届けした工作は、特別に「ぶんぶんゴマ」と「ぶっとびロケット」の二つです。今回は親子活動の一環ということで、親子で協力しながら工作してもらいました。
まずは「ぶんぶんゴマ」から始めてもらいました。手順は難しくないのですが、型紙に穴を開けるところは子どもには難しいので、親御さんに手伝ってもらいました。さすが大人だけあって、見事に規定の大きさの穴を次々と開けていき、子どもの前での得意げな姿が印象的でした。
ひもを通して完成させ、いざ回そうとしますが、最初はコツをつかめず、回せない子どもが多くいました。しかし、しばらくすると、コツをつかんで、次々と回し始めました。
次の工作は「ぶっとびロケット」です。小さな型紙でロケットの羽を作るのですが、作り方の説明や見本を見せながら、工作を進めました。少し難しい手順に最初はとまどっていた皆さんも、次々と完成させていきました。
羽とストローと組み合わせてロケット本体を完成させると、次は発射台です。スーパーボールに竹串を刺して発射台を作る作業は、画びょうを使って、いかにスーパーボールを割らずに刺すかという技がいる作業なので、再び親御さんに手伝ってもらいました。
工作が完成したら、さっそく実験です。皆さん、思い思いにロケットを飛ばし、楽しんでいましたね。
最後には、今回のため特別に科学館で作成した、スーパーボールを数段重ねた「特別ぶっとびロケット」の実験を行いました。
体育館の天井へ届くほど飛びあがるロケットに、会場からは大きな歓声があがりました。