科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2014年6月17日(火)に、薫小学校で開催しました。
今回お届けする実験工作は、「分光万華鏡」です。参加者は5年生の親子合わせて170人です。
ごあいさつを済ませたら、さっそく工作に入りました。今回の工作は光がもれないことが肝心です。ひとつひとつていねいに部品を作っていき、慎重に組み立てていきます。
何度も何度も光がもれないかを確認しながら、いよいよ今回の工作の要、分光シートをのぞき穴に張り付けます。最後に筒状に紙コップを組み合わせ、ついに万華鏡の「形」ができました。
でもまだ完成ではありません。最後の仕上げが必要なのです。まだのぞき穴からのぞいてもまっくらで何も見えません。最後、コップに画びょうで穴をあけ光をいれ完成です。
のぞいてみたみなさんから、驚きに声があがります。虹色に光る線がいくつも見えるのです。ここで少し今回の工作で分光シートが果たした役割と光のお話しをしました。そして最後には画びょうでさらに4、5個の穴をあけ、もっときらきらと光る「分光万華鏡」を完成させました。