科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2014年7月18日(金)に、薫地域公民館で開催しました。
今回お届けする実験工作は、「分光万華鏡」と「種！タネ！たね」です。参加者は地域のお年寄り12名です。
参加者のみなさんで会場作りを終えたのち、さっそく工作を行いました。最初に作ったのが「分光万華鏡」です。光がもれないように慎重に部品をハサミで切り、順序よく組み立てていきます。
要の分光シートをのぞき穴に張り付け、光を入れる小さな穴を画びょうで空けたら完成です。のぞいてみると分光シートで分けられた光が虹色にくっきりと見え、みな驚きの声をあげました。
次に作ったのが「種！タネ！たね」です。これはさまざまな形をした空を飛ぶ種を模した工作です。なじみのあるマツの種からはじまり、ラワン、ツクバネと次々と工作をしては飛ばしを繰り返し、ついに大物のアルソミトラの種を作製しました。アルソミトラは東南アジアなどに生息する植物で、グライダーのように飛ぶ珍しい種がなります。ひらひらと舞うように飛ぶ姿にみなさん大喜びでした。
