科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2014年11月14日(水)に、郡山市立安積第二小学校で開催しました。
今回お届けする実験工作は、「分光万華鏡」です。参加者は3年生のみなさんとその保護者のみなさんです。
なんと今回は子供と一緒に保護者の方々も工作しました。いつもはむずかしくなると保護者の方が肩代わりという場面もありましたが、今回は同時に作るのでそうはいきません。ある程度アドバイスはしてくれても、ほぼ一人で仕上げねばなりません。
そのためか親子ともども熱心に説明の話を聞き、真剣に手順を進めていきました。
今回の工作はいかにして光が本体の中にもれないかがカギとなっています。いくども手順の途中で光がもれていないか確認する作業が続きます。最後の最後までのぞいても真っ暗な工作ですが、最後の仕上げに本体に画びょうで穴をあけ光を入れます。そうすると、のぞきこんだ本体の中に入った光が、分光シートを通して虹のように色が分かれて見えました。
そのあざやかな内容に子供も保護者も思わず歓声をあげました。ここで光の性質の話をして、最後によりあざやかになるように、画びょうでさらにいくつか穴をあけ完成させました。