科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」を、2015年6月2日(火)に郡山市立朝日が丘小学校で開催しました。
今回お届けする実験工作は、「ブンブンごま」です。参加者は2年生とその保護者のみなさんです。最初に「こま」に関する話しを聞いてから、さっそく工作を始めました。児童のみなさんは、日頃きたえたはさみの腕前をふるって、ていねいに型紙を切り抜きました。
2枚の型紙を合わせ「こま」の本体ができると、今回の工作の最大の難所である、ひもを通す穴開けに取りかかりました。ここで使うのは「くじり」という先のとがった道具です。少し危ない道具なので保護者の方と一緒に作業をしてもらいました。
最後に、空けた穴からひもを通して先のほうをしばり「ブンブンごま」の完成です。しかし、ここからがまた一苦労です。こまを上手に回転させるのには、タイミングを計り、ひもを左右に動かさねばなりません。初めはうまくいかない人がたくさんいましたが、見よう見まねでコツをつかみ、次々とうまく回せる人が増えていきました。
催しの最後に今回の工作の感想を求めると、次々と手があがり、それぞれ「楽しかった」「またやりたい」などの感想が寄せられました。